◆JERAセ・リーグ 広島8―3巨人(28日・マツダスタジアム)

 広島は、2位・巨人を相手に同一カード3連勝に成功した。今季5度目で巨人戦だけで3度目。

5月13~16日以来104日ぶりの4連勝。3位・DeNAまで1ゲーム差から変わりないが、2位まで2・5差に接近した。

 打線が、田中将に襲いかかった。初回2死一、二塁から末包が先制の適時二塁打。1点を追う展開となった2回は2安打1死球などで1死満塁とし、敵失で同点に追い付き、暴投で勝ち越し。さらに1死二、三塁からファビアンが2点打。2回までに5点を奪い、日米通算200勝の偉業達成を阻止。2点リードの6回は、1死一、二塁からモンテロが3番手・石川に適時打を浴びせた。7回には中村奨が、船迫から今季2度目の1試合4安打となるダメ押しの6号2ランを放った。

 先発の2年目左腕・高は、6回3失点で踏ん張った。1点リードの2回に岸田に逆転2ランを被弾。再びリードをもらった3回以降、5回まで得点を与えず。

6回は先頭から連打で無死二、三塁のピンチを背負ったが、4番・岡本の遊ゴロの間に1点を失っただけ。8月1日の中日戦(バンテリンD)で初勝利を手にして以降、プロ4度目の先発で無傷の3勝目を手にした。

編集部おすすめ