◆イースタン・リーグ 巨人2―1楽天(28日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の山瀬慎之助捕手が、決勝の1号ソロをたたき込んだ。

 イースタン・楽天戦(Gタウン)に「9番・捕手」で先発出場。

1点差の8回に同点に追いつき、なお2死走者なし、フルカウントから日当の高めに入った直球を強振。高々と上がった打球は左翼席へと飛び込む決勝弾となった。試合後はお立ち台に上がり、「1軍のレギュラーを一日でも早く取れるように」と意気込んだ。

 山瀬のヒーローインタンビューは以下の通り。

 ―投手戦だったが、守備面では何を考えてプレーしていたのか。

 「2軍でも素晴らしい投手がたくさんいるので、そのおかげで最少失点で防げたと思います」

 ―同点で迎えた8回の打席はどんな気持ちで迎えたか。

 「2打席ヒットが出ていなかったので、なんとかつないでという思いでいました」

 ―打った瞬間の感触は。

 「ジャイアンツタウンはあまりホームランが出ない球場なので、入ってくれと思いました。(相手の)守備を見てホームランだと確信して、うれしかったです」

 ―チームメートの出迎えはどうだった。

 「チームも良い雰囲気でできていると思いますし、うれしかったです」

 ―チームはイースタン・リーグで首位。好調の秘訣(ひけつ)は。

 「キャッチャーとしていろんなピッチャーを受けているんですけど、みんな本当にいいピッチャーで、僕も毎日勉強させてもらっています」

 ―明日以降へ向けて。

 「(今季は)まだ一日も1軍登録されていなくて、いろんな悔しい気持ちを持って2軍でやっているんですけど、なんとか自分に負けずに頑張って1軍のレギュラーを一日でも早く取れるように頑張るので、応援よろしくお願いします」

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