◆JERAセ・リーグ 中日4―3ヤクルト(28日・バンテリンドーム)

 中日は接戦をものにして、2連勝を飾った。

 今季初先発の仲地は3回に危険球で退場に。

だが、ドラフト2位の吉田が3回2死満塁で緊急登板すると、8番・西川を中飛に打ち取り、ピンチをしのいだ。2―1とリードした状況で続投し、4~5回も3者凡退と危なげない投球を見せた。だが、6回にオスナに10号ソロを献上。プロ初勝利の権利は逃したものの、粘投した。7回は斎藤が1点を失ったが、8回はメヒアが無失点でつなぎ、9回は守護神・松山が両リーグトップとなる今季36セーブ目を挙げた。

 打線は、0―1の初回にボスラーの適時打などで2点を奪い、逆転に成功。7回までに2点を追加され、2―3で迎えた7回は2死満塁で上林が荘司の144キロ高め直球を右前に運ぶ2点適時打で逆転に成功。今季8度目の猛打賞となる一打に「最近、いい場面で打てていなかったので気合を入れていきました。逆転できてよかったです」と声を弾ませた。

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