◆第96回都市対抗野球大会▽1回戦 NTT西日本2―1三菱重工East(28日・東京ドーム)
近畿第1代表のNTT西日本(大阪市)が、開幕戦で昨年優勝の三菱重工East(横浜市=推薦)を下した。両チーム無得点の9回表1死1塁で、元阪神で三菱重工Westから補強された北條史也二塁手が左翼席へ決勝2ランを放った。
カウント2―1から出たベンチのサインはエンドラン。北條は「ボールをたたくこと」を意識して高めのカットボールをジャストミートすると、打球はNTT西日本の応援団が陣取るレフトスタンドのポール寄りへ飛び込んだ。
自身が所属する三菱重工Westの“兄弟チーム”と言える三菱重工Eastの連覇の夢を砕く一発。北條は「第1代表の補強選手として恥じないように、と思ってやっています。相手は交流が深いチームでしたが、まずは楽しもう、そして勝ちたいという気持ちでした」と明かした。
NTT西日本の河本泰浩監督は「北條はヒットエンドランが得意なのでサインを出しましたが、ホームランは思ってもいなかったです(笑)。経験値が高く、人間的にも素晴らしい選手。後輩から慕われ、チームのプラスになる存在です」と補強選手としての価値を絶賛していた。