レスリングで男子グレコローマンスタイルの全日本合宿が29日、都内で公開された。77キロ級で昨夏パリ五輪金メダルの日下尚(マルハン北日本)は「ケガも痛いところもなく練習ができている。
五輪王者として臨む世界選手権。「プレッシャーは1ミリもない。世界選手権のタイトルは取っていないので、挑戦者の気持ち」とキッパリ。「たまたまオリンピックチャンピオンになったんじゃないというところを見せたい。個の強さ、種としての強さを見せつけたい」と腕をまくった。守りの気持ちはなく「負けへの不安より、勝ちへの気持ちが強い」と、力強い言葉が並んだ。
自身の強さのルーツとなっている相撲からも刺激を受ける。「最近、立ち合いがすごいですよね」と、大相撲秋場所(9月14日初日、両国国技館)で大関取りに挑む関脇・若隆景(荒汐)について語った日下。横綱・大の里(二所ノ関)は日体大時代の同級生で、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)とも親交がある。若隆景や大の里からは「おっつけ」の技術を見て学んでいると言い「誰を応援するか、難しいですよね…」と、ファン心を代弁しつつ「やっぱり、大の里関」と同級生に期待を寄せた。
世界選手権まで約2週間。