陸上男子200メートルで世界選手権2大会連続代表の鵜沢飛羽(とわ)=JAL=が29日、茨城・筑波大で練習を公開した。ハードルを使ったトレーニングや、20~30メートルのダッシュなどで調整した。
23年世界選手権、昨夏のパリ五輪では準決勝敗退。世界選手権では決勝進出を第一目標に掲げる。「自分の立ち位置が決勝にいけるかギリギリ。同じレベルの人が数人いて、そこの人たちと決勝(進出)を争うことになる。どっちに転がってもおかしくない。80~120メートルで先頭に立てばワンチャンある」とプランを立てている。
今月、福井で行われた大会では自己ベストの20秒11で優勝。日本勢初の19秒台突破にも期待がかかるが、「決勝にいけば自ずとタイムもついてくる。出たら良かったし、出なかったら実力不足。
過去には「アニメオタク」であることも公言。レース後にキャラクターのポーズをしたこともある。世陸での決勝進出時の決めポーズには「あるんですけど、誰にも言っていない。本番まで内緒です」とニヤリ。含みを持たせたが、決勝への自信を見せた。