ドジャース・大谷翔平投手(31)が、リーチをかけているド軍通算100本塁打を狙う。749日ぶりの勝利となるドジャース初白星から一夜明けた28日(日本時間29日)は休養日で、29日(同30日)からは8月最終カードとなる本拠地・Dバックス戦。
壁画にも描かれた「確信歩き」の特大アーチで、大谷がドジャース通算100号の節目を飾る。キング争いでは、並んでいたフィリーズ・シュワバーがこの日1試合4発を放ち一気に差をつけられた。29日(同30日)からは本拠地・Dバックス3連戦。初戦で4戦ぶりの46号が出れば、54本塁打を放った昨季と合わせて大台に到達する。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、移籍後2年間での本塁打数は、1920~21年のB・ルース(ヤンキース)の113本が最多で、2001~02年A・ロドリゲス(レンジャーズ)の109本、60~61年R・マリス(ヤンキース)の100本と続く。大谷はあと1本で、史上4人目の快挙となる。
溺愛する“人気者”もついに壁画デビューだ。ドジャースタジアムから車で40分ほどにある観光地「レドンドビーチ」付近の建物外壁には、NBAのスーパースターのK・ブライアントさんに加え、フリーマン、ベッツ、確信歩きをする大谷の姿。そして本拠地名物グルメ「ドジャードッグ」をくわえる愛犬デコピンの巨大壁画が完成した。手がけたのは、ロサンゼルス市内でも数々の作品を残す壁画アーティスト、グスタボ氏。
チームは4連勝中で2位パドレスとは2ゲーム差をつけ、地区Vマジックは「26」。一方、大谷は12日に4戦連発43号を放ち、年58発ペースだったが、今は同54発ペースとやや下降気味。久しぶりの白星の余韻をかみ締めたであろう休養日には、自身のインスタグラムでデコピンが約15秒間立ち続ける芸も公開。つかの間の休息を力に、再び「ヒリヒリするような9月」へ―。節目のアーチで勢いを取り戻す。(竹内 夏紀)