パ・リーグ 西武1―8オリックス(29日・ベルーナドーム)

 オリックス・宗は集中していた。「なんとか(走者を)かえしたいと思っていた」と、気合を入れたのは2回だ。

1死一、三塁で1ボールから高橋の直球を捉え、右越えに先制の6号3ランを運んだ。「感触は良かった。いいスイングができた」。自身2試合ぶりの出場で放った一発にも表情を変えず、ダイヤモンドを一周した。

 今季は73試合の出場ながら、すでに139試合で9発を放った21年に次ぐ本塁打数を記録。「スイングがめっちゃ好き」と、普段は中日・大島の安打集を見ることが多いという。「僕がどう振っているかっていうのは一度、置いておいて…」と、その感想については“企業秘密”。それでも、球界を代表する左打者の動画が、好調を支えていることは間違いないはずだ。

 8月は月間打率2割7分9厘だが「もっとできると思っている」。残り29試合で4位・楽天とは5ゲーム差に拡大。シーズン最終盤で、絵になる男の存在感が増している。(南部 俊太)

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