◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 最終日(31日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)
プロ10年目の27歳・小斉平優和(フリー)が初優勝を飾った。1打差4位で出て6バーディー、1ボギーの67で回り、通算18アンダー。
首位と1打差4位で出た小斉平は1、2番と連続バーディー。雷雲接近による1時間27分の中断から再開後、13番から3連続バーディーと伸ばした。16番でボギーをたたいたが、坂本雄介(jioworks)、スコット・ビンセント(ジンバブエ)らとの争いを制し、悲願の初Vをつかんだ。
1年前の雪辱を果たした。昨年大会の最終日。小斉平は65の猛チャージで香妻陣一朗(国際スポーツ振興協会)とのプレーオフに持ち込んだが、18番での2ホール目でティーショットを3連続で右に曲げてOBとし、惜しくも敗れた。
4分間の悪夢について、第3ラウンド後には「覚えてますけど、そんなに引きずっていない」。最終日に向けて「リベンジしたくてたまらない」と闘志を燃やした言葉の通り、逆転優勝を飾った。
◆小斉平 優和(こさいひら・ゆうわ)1998年5月22日、大阪府出身。27歳。3歳でゴルフを始める。