夏の北海道シリーズを締めくくる2歳重賞の第60回札幌2歳ステークス・G3は9月6日、札幌競馬場の芝1800メートルで行われる。

 素質上位のスマートプリエール(牝、栗東・大久保龍志厩舎、父エピファネイア)が主役候補だ。

デビュー2戦目で初勝利を挙げた前走は、好位から抜け出して4馬身差の完勝。重賞4勝馬スマートレイアーを母に持つ良血も魅力で、初タイトルのチャンスだ。

 ロスパレドネス(牡、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)は、全兄ジオグリフがデビュー2連勝で21年のこのレースを制している。洋芝適性が見込めて、舞台替わりは問題ない。

 函館で新馬勝ちしたショウナンガルフ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)は、7馬身差をつけた勝ちっぷりが光る。使った上積みが見込めそうで、試金石の一戦でも楽しみが大きい。

 アーレムアレス(牡、栗東・橋口慎介厩舎、父ハービンジャー)は、センスの良さが武器だ。勝った新馬戦はスローペースでもしっかりと折り合い、こちらも叩いた上積みが大きそうだ。

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