凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場、芝2400メートル)に挑戦するビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)が現地時間9月4日、同舞台で行われる前哨戦のフォア賞・G2(9月7日)に向けて最終追い切りを行った。遠征に帯同している国分優作騎手=栗東・坂口智康厩舎=が手綱を執り、コワイラフォレ調教場の芝周回コースを約4ハロン単走した。
坂口調教師は「ある程度国内でレースに迎える状態に仕上がっていたので、今日の追い切りはレースに向けて馬自身が体を使うようにということと、馬に刺激を与えるということで行いました」と意図を説明。「馬場は少し重かったのですが、バランスよく走れていましたし、動きも良かったと思います」と合格点を与えた。
調整役として国内から追い切りに騎乗している鞍上は「ところどころテンションが高くなるところはありましたが、キャンターが始まってからは集中していましたし、バランスの取り方も思ったより良かったです」と好感触を伝えた。