歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名・橋幸男=読み方同じ)さんが4日午後11時48分、死去した。82歳だった。
NHK総合では「首都圏ネットワーク」(月~金曜・午後6時10分)の最後で「訃報 歌手 橋幸夫さん(82)死去」のテロップのもと「『潮来笠』などで知られる歌手の橋幸夫さんが昨日亡くなりました。82歳でした」と報じた。
さらに続く「NHKニュース7」(午後7時)でも「『潮来笠』や『いつでも夢を』など数多くのヒット曲で知られ、長年にわたり日本の歌謡界を牽引してきた歌手の橋幸夫さんが昨日亡くなりました。82歳でした」と伝え、2015年の橋さんの「スタジオパークからこんにちは」出演時の「いつでも夢を」歌唱映像も紹介した。
「橋幸夫さんは東京都の出身で高校生の時にレコード会社のオーディションに合格し、17歳で歌手としてデビューしました。デビュー曲の『潮来笠』は大ヒットし、その年の紅白歌合戦にも初出場するなど、一躍、人気歌手となりました。その後も吉永小百合さんとデュエットした『いつでも夢を』などのヒット曲を連発しました」と報じ、「同じ時期にデビューした舟木一夫さん、西郷輝彦さんとともに歌謡界の『御三家』と呼ばれ一世を風靡しました。橋さんは声の衰えなどを理由に一昨年引退しましたが去年、撤回し、ステージ復帰していました。今年5月、所属事務所は橋さんが認知症と診断されたことを発表していました」と続けた。