巨人で活躍した岡崎郁さん(64)が6日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。元編成担当としてトレードの裏側を明かす一幕があった。

 今回は「プロ野球トレード物語」。トレードを経験したレジェンドたちが今だから話せる裏話や爆笑エピソードを明かした。

 巨人の第58代4番打者として活躍後、編成も担当。トレードの裏方も経験した岡崎さんは「自分はトレードで(他球団に)行ったことはないんですけど、トレードの裏側ということは皆さんよりは分かってるかな」とニヤリ。

 共演の鉄平さんが中日から楽天へのトレードを球団より先に新聞記者から聞かされたという裏話を明かすと、岡崎さんは「漏れるのは普通はないですよ。トレードというのは球団の編成のGMクラスのトップシークレットですから。漏れたら普通は破談になる。破談にならない方がすごいです」と説明した。

 さらに「僕、編成になったのが2016年で。2015年までは2軍監督だったんです。当時、西武の山川選手が2軍選手でずっと対戦して見ていて、すごいバッターだなって思って」と山川穂高(現ソフトバンク)に惚れ込んだことを明かすと「それで翌年に編成になったもんですから、(山川は)開幕して、まだ2軍にいましたから、すぐGMに連絡して『山川を獲った方がいいですよ!』って言ったことがあります」と口にした。

 MCの浜田雅功に「実際に動いたの?」と聞かれると「動きました。

ただ、西武の方が求めた選手をジャイアンツが出せなくて破談になったとは聞きましたけどね。(山川は)その年の後半から1軍に上がって10本くらいホームラン打って、その次の年も良くて、その次の年には40何本打って、ホームラン王になりました。さすがだなと思いました、僕の見る目がって」と話していた。

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