お笑いタレントの明石家さんまが7日、大阪・関西万博会場内EXPOアリーナ「Matsuri」で、歌とお笑いフェス「さんまPEACEFUL PARK 2025@大阪・関西万博」に登場した。

 オープニングでは「世界の国からこんにちは」にのって、ジミー大西岡村隆史、EXITがさんまと一緒にフロートカーで登場。

「阪神マジック1。まだ結果は出ておりません」と言いながら集まった約1万1千人に手を振って応じた。開会宣言では、大阪府の吉村洋文知事が登場。日本維新の会が参院選選挙で敗れたことを自虐的に話し、さんまから「イソジンのころからや。コロナはイソジンで治らへん!」と厳しくツッコまれ、吉村知事は苦笑いで開会を宣言した。吉村知事は横山英幸大阪市長とともに、コントや歌コーナーにも参加した。

 さんまと交流のあるMISIA、浅田美代子ビビアン・スー和田アキ子、Little Glee Monster、Rockon Social Clubらが総出演。さんまは浅田と浴衣姿で「浪速恋しぐれ」をデュエットも、浅田の歌い出しミスや、大阪弁のセリフ間違いで何度もやり直しをする姿で笑わせた。

 和田アキ子は東京でのTBS系「アッコにおまかせ!」(前11時45分)の生放送を終えて万博に駆けつけた。白いドレス風衣装で「笑って許して」を熱唱するとどよめきが起き「さんまの古希のお祝いで呼んでもらいました。往復7時間かけて滞在時間1時間ちょっと。でもこんな形で万博に来られてうれしい」と笑顔で話した。

「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌唱後、トークで登場したさんまは「感謝しかない」と感激した。

 フィナーレは「笑顔のまんま」を全員で合唱。さんまは「今日は本当に暑い中、ありがとうございました。この機会を与えていただいてありがとうございました。こちらは満足です」と感謝し、「さんまDEサンバ」では再びフロートカーで会場に詰めかけたファンにアメを投げながら、手を振って大団円を迎えた。

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