力と技でマルチ！　巨人のキャベッジ、自己最長更新の９戦連続安打…中堅守備でも躍動
１回１死、二塁打を放ったキャベッジ（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―３広島（１１日・東京ドーム）

　力強く踏み込んだ。１点を追う初回１死、キャベッジは初球の外角１２８キロカットボールを豪快に振り抜いた。

弾丸ライナーで右中間を破る二塁打。来日後の自己最長を更新する出場９試合連続安打で、一時逆転の口火を切った。２回２死二塁では追い込まれてから右足を上げないノーステップ打法に切り替え、コンパクトに左前打。力と技で、直近４戦で３度目のマルチ安打をマークした。

　９月は「プレーにも自信が出てきた」と、月間打率３割７分５厘（３２打数１２安打）で２本塁打と好調だ。中堅の守備でも、９回１死で小園の左中間への鋭い飛球をランニングキャッチ。「自分から逃げていく難しい打球を捕れて良かった」と、途中出場した４日のヤクルト戦（岐阜）から７試合連続で入った新ポジションで躍動した。日本の水に慣れ、ペナント最終盤で頼もしさを増している。（内田　拓希）

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