パ・リーグ 日本ハム10―4オリックス(11日・エスコンフィールド)

 オリックス・岸田護監督は、22球でKOされた先発・東松を一切責めなかった。立ち上がりから5連打を浴び、1死しか奪えず6失点した高卒2年目左腕。

「当然、まだまだ若いですからね。思い切って行け、というところで出しましたけど。2位のチームですから。やっぱり打ち込まれましたね」と現実を受け止めた。「まだ」と条件をつけ「やられる(打たれる)ことは、なんぼやられてもいい」と強調。「そこからどうやっていくか。立ち直ることが大事なんで。そこを楽しみにしています」と20歳に向けて発信した。

 3番手で3四球や暴投が絡んで3失点した入山も、育成出身の3年目右腕。「柄にもなくコース、コーナーを狙っちゃったところはあった。どんどん勝負していってくれないと。そこが始まりだと思うので」と真っ向勝負を求めた。

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