8月度のスカパー!サヨナラ賞が12日、発表され、ヤクルト・村上宗隆内野手が初めて受賞した。

 受賞の対象となったのは8月12日のDeNA17回戦(神宮)の9回無死一塁で放った5号サヨナラ2ラン。

それまでに本塁打3本を含む6本のサヨナラ打を記録していたが、同賞の受賞は意外にも初めて。「オレも打っているのになあ」と笑わせつつ、「なかなか受賞できなかったので、こうして初めて受賞できてうれしいです。ありがとうございます」と素直に感謝を口にした。

 受賞を決めた一発を「走者一塁で代走も出ていたので、塁に進めることも考えていましたし、とにかく次につなぐことも考えていました。それを含め自分のバッティングをしようというふうに思いました。(手応えは)もちろんありました」と振り返った。今季は上半身のコンディション不良もあって出遅れただけに、ホームインした直後にチームメートから受けた手荒い祝福が何よりうれしかったという。「勝ちに直結して久しぶりのサヨナラホームランだったですし、すごくうれしかったです」と笑みを浮かべた。今季の残り試合が少なくなってもサヨナラ打を期待されるが「常にそれを思っています」と誓っていた。

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