女優の大原優乃が12日、東京・渋谷区のALギャラリーで自身初の写真展「わたしをすぎる、きせつ」(15日まで)の初日を迎えた。

 今年迎えた芸能生活15周年の節目を記念したイベント。

今の自身を切り取った35点の写真を並べた大原は「写真家の今城(純)さんに1年前ほどに出会って、『何か写真を残したいね』っていう会話から広がって写真展が決まった。写真への愛を感じていただけると思います」と込めた思いを明かした。

 撮影は等身大の自分を意識したといい「写真集とかだとコンセプトに寄り添わせていただくようなポージングや表情が多いんですけど、なるべく作ろうとすることをそぎ落として撮らせていただきました」と回想。「より自分らしくカメラの前に立てたかなと思います」とうなずいた。

 今春にショートカットへイメージチェンジし「この写真展もショートの姿を残していただきたいと思って開催した。人生でここまで短く切ったのは初めてだったので、寝癖がついたりするのが新鮮で自分で写真撮ったりしています」と笑顔。今もショートカットを維持しているように思えるが「これでも伸ばしてます」と照れ笑いした。

 芸能生活15周年を振り返り「あっという間だという感覚はない。全ての経験が今に生きていると感じています」とポツリ。「この(芸能の)仕事があって今の自分が形成されていると思う。携わってくれたスタッフの方や出会ってくれた方に感謝です」とかみ締めていた。

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