集中線、ギャグ描写、アニメ原画など、現代の漫画やアニメの表現の原点ともいえる北斎の作品に注目した展覧会「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」(13日~11月30日)が13日、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで始まる。
今回の展示品は、東洋古美術を扱う東京・日本橋の浦上蒼穹堂店主・浦上満氏が全面協力。「北斎漫画」全15編、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、本邦初公開の肉筆画16図など400点以上を展示する。
12日に同所で行われた取材会には、アンバサダーと音声ガイドを務めるKing&Prince・髙橋海人が登場し、「先ほどぐるっと回らせていただいたんですけど、とてつもないです」と感激した様子。音声ガイドについて「日本を代表する北斎。自分のファンの方にも来て欲しいですが、いろいろな方々に来てもらいたい。やさしく寄り添えるよう心がけました」と語った。