オリックス・岸田護監督(44)が12日、首位たたきを宣言した。13日からの3連戦(京セラD)を含め、残り18試合でソフトバンクと8試合。

3勝12敗2分けと大きく負け越していることを踏まえ、指揮官として強い決意を口にした。

 「これだけやられているんで。やり返そう、やったろう、という気持ちは、みんなが持っていると思います」。5連敗中でもあるソフトバンク戦を除けば、パの4球団にはすべて勝率5割以上。「どの試合も同じように勝ちにいく。勝ち続けることで、自分たちのチャンスも広がるので」とリベンジを思い描いた。

 13日からは九里、曽谷、エスピノーザを投入し、ファームで10試合連続無失点中の山崎も1か月ぶりにブルペンに加える予定だ。2日からの6連戦ではソフトバンクに3連敗し、日本ハムに3連勝。自軍の戦いが優勝争いのカギを握ることも確かで「(自覚は)あります」とペナントレースも面白くするつもりだ。まずはCS圏内の3位確保。意地の見せどころだ。(長田 亨)

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