2.5次元アイドルグループ「すとぷり」さとみが27、28日に地元の横浜アリーナでワンマンライブを行う。このほど、スポーツ報知などの取材に応じた。
全4公演だが、それぞれ違った公演を用意。「固定曲が4曲しかない。覚えることが大変だけど、(ファンの)イントロで高まる感じが大好きで」とセットリストも自らこだわり抜いて作成した。過去のアルバム名を公演名にし「(ファンの)ブランクがある人も、(ライブに)来やすいようにした。全員を楽しませたい」と工夫を明かした。
グッズも自ら、リスナー(ファンの呼称)に要望を聞いた。対面イベントを除いて顔出しすることはほとんどないが、今回は完全実写のうちわ、アクリルスタンドなどを発売する。「(これまで)顔が全部出るみたいなことがなかった。表情をサボっていた部分があるけど(今回は)全部出るのかと。言われる言葉が全部歯がゆくて」と撮影を振り返った。
デビュー9周年で、ソロでは初の地元凱旋(がいせん)。公演が決まった当初は「(横浜に)住んでいた時は(アリーナで)何かできると思っていなかった」と現実を受け入れられなかったという。
結成10周年を前にしたメンバーのワンマンライブは、莉犬(8月)に続き2人目。莉犬のライブを鑑賞し「この先、これ以上のライブができないというくらい詰め込もう、それくらいの気持ちでやっている」と一層、気合を入れて準備している。さとみの後には、ころん(来年1月)、るぅと(同2月)が控える。「ハードルを上げられるようなライブにしたい」と意気込んだ。