◆米大リーグ レッドソックス―ヤンキース(12日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が12日(日本時間13日)、敵地でのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場し、2試合連続の47号を放った。通算362号はジョー・ディマジオを抜いてヤンキース単独4位となった。
1回1死、右腕ジオリトの1ストライク後の2球目をたたいたジャッジの打球は中堅左のグリーンモンスターを越え場外に飛び出した。飛距離442フィート(約134・7メートル)の特大アーチ。2試合3発と右肘を痛めて本塁打ペースが落ちてきたジャッジが2試合3発、4試合で4発と再び量産ペースの兆しが見えてきた。
現地11日のタイガース戦では45、46号を含む4打数3安打。米多発テロが起こってからちょうど24周年で観戦したドナルド・トランプ大統領の前で豪快なバッティングを披露。10日時点で1毛差だった2位のウィルソン(アスレチックス)との打率争いも、3安打固め打ちで再び突き放し、打点でも自身4度目となる100打点に到達していた。