パ・リーグ オリックス3―4ソフトバンク(14日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが3点差を逆転して優勝マジックを12に減らした。6回に打者10人、6長短打で一挙4点の猛攻。

「死ぬ気で打ちました。ここで打たないと終わりぐらいの気持ち」と、柳町が同点の2死一、三塁から中前への決勝適時打。3打席連続三振で迎えた4打席目で結果を出した。

 下を向かない選手が集まっているから強い。3回の3失点は1死一塁から宗の二塁強襲安打がきっかけだった。だが、牧原大がその借りを返すように、4回、5回の先頭打者のヒット性の当たりを阻止。追加点を許さずに守備から流れを呼び込んだ。

 2試合連続の1点差の逆転勝利で、オリックス戦は7連勝で14勝3敗2分けとなった。「苦しい試合ですよ。この時期は楽な試合はない」と小久保監督。残り15試合で6試合の好相性の相手にも必死に1勝ずつ積み重ねる。(島尾 浩一郎)

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