◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―4巨人(17日・神宮)
球界最年長のヤクルト・石川雅規投手(45)が来季も現役続行することが17日、分かった。球団とは既に来季に向けての話し合いを行い、25年目のシーズンに対する思いを伝え、球団も来季の必要戦力として判断した模様だ。
今季は4月9日の阪神戦(甲子園)でプロ野球新となる24年連続勝利を挙げると、5月4日の同カード(甲子園)で通算188勝目をマーク。ここまで2勝4敗、防御率8・23。8月7日の巨人戦(東京D)では田中将から今季初安打を放ち、NPB史上6人目、投手で1年目からでは初となる24年連続安打を記録するなど“中年の星”として輝きを見せた。
「個人的な目標ではありますけど、しんどい時、きつい時、自分の体を動かすすごく大きな原動力になっている。一歩一歩しか近づけませんけど、そこを目指して必死にやりたい」と語る大目標の通算200勝へ、あと12勝。チャンスがある限り、歩みは止めない。