“Play Smile~野球で未来に笑顔を”キャッチフレーズにした「サンリオ ベースボールアカデミー2025」が15日、東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われた。子供たちが球界のレジェンドから直接指導を受ける夢のイベントの第1弾。

今回は初の試みとして女子野球にフォーカス。東京、神奈川の37チームから203人の女子小学生が参加し、キャラクターとともに野球の楽しさを満喫した。

 サンリオの企業理念「みんななかよく」のもと、野球を通じて子供たちの笑顔がもっとあふれてほしい、と開催された野球教室。少女たちに世界へチャレンジしてもらいたいとの思いから、講師は世界を知るレジェンドたちが務めた。2009年WBC優勝監督の原辰徳さんを総監督に、04年アテネ五輪銅の高橋由伸さん、16年WBSC U23W杯優勝監督の斎藤雅樹さん、MLB、侍ジャパンの経験を持つ元西武監督の松井稼頭央さん、元メッツ、ソフトバンクの五十嵐亮太さん、06年WBC優勝メンバーで08年北京五輪代表の元ロッテ・里崎智也さん、1988年ソウル五輪銀の元ヤクルト・笘篠賢治さん。久保文雄さんがコーチアドバイザリーを担った。

 キャッチボール、守備練習に続いた打撃練習では高橋さん、松井さん、里崎さんがお手本のロングティーを披露。それぞれがサク越え弾を放つと選手から大きな歓声が上がっていた。元日本ハムの杉谷拳士さんはリポーターとして指導の様子を実況。チャリティー写真撮影会も行ったハローキティ、クロミ、マイメロディとともに会場を盛り上げた。

 原さんは「ベストを尽くし、大きな希望を持って1日1日時間を使ってください。必ず素晴らしい人生が待っています」とエール。

使用しなくなった用具を回収し、JICA(国際協力機構)を通じて用具不足の国や地域に贈る活動も実施され、807点が集まった。

主催 報知新聞社

後援 外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、よみうりランド

特別協賛 株式会社サンリオ

協賛興和株式会社、コーセーコスメポート株式会社

協力 全日本女子野球連盟、全日本軟式野球連盟

企画・運営 スポーツオフィス

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