◆米マイナー3A リーハイバレー―シラキュース(18日、米ペンシルベニア州アレンタウン=コカコーラパーク)
メッツ傘下3Aシラキュース所属の千賀滉大投手が18日(日本時間19日)、敵地のリーハイバレー(フィリーズ3A)戦で先発し、3回2/3を6安打4失点で降板した。
1回先頭打者に安打、二盗も許したが後続3選手を凡退に。
しかし、4回に安打と四球で無死一、二塁になると次打者を見逃し三振に打ち取るも、7番打者に左中間二塁打で同点。その後、暴投に9番打者の中前安打で計3失点し降板。後続投手が押し出し四球で計4失点となった。
12日、3Aウースター戦では5回を3安打8奪三振の1失点で勝利投手。ストライク率70・3%だったが、この日は81球投げ46ストライクでストライク率は56・8%と落ち込んだ。3A登板は2試合限定としていたメンドサ監督が、ポストシーズン進出を目指すこの時期、千賀の投球をどう見るのか注目される。
千賀は現地5日、再調整のためマイナーに降格した。6月まで7勝3敗、防御率1・47でチーム内でもエース格の成績をマークしていたが、6月12日の本拠のナショナルズ戦で右太ももを痛めて負傷者リスト入り(IL)。7月11日の敵地・ロイヤルズ戦で復帰したが、復帰後は9試合連続白星なしで防御率も3・02に。制球力が悪化し、IL前にはわずか4本だった被本塁打も8本と急増。