◆京滋大学野球リーグ ▽第3節1回戦 花園大3―2びわこ成蹊大=延長10回タイブレーク=(14日・守山市民球場)
エースが快投した。花園大・藤原聡大投手(4年)=水口=が、自身初の無安打無得点まであと一歩に迫ったが、タイブレークに突入した延長10回1死一、二塁、この日初安打を右前に許した。
それでも、10回を2安打2失点、140球で完投。節目のリーグ通算20勝目を挙げた。3試合連続2ケタKとなる13三振を奪い、球場表示で自己最速を2キロ更新する157キロを計測した。「自分的には157キロは出ていないと思う。プロに行って出します」と、同校初のNPB入りを改めて誓った。「自分が投げる残り数試合は、1試合前の自分を超えられるように」と、同校初の秋季リーグ制覇へ腕を振り続ける。