◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(15日・マツダスタジアム)

 広島の小園海斗内野手が、また初回先制打を放った。無死一、二塁から右前適時打。

試合前まで中日・岡林、阪神・近本に4本差のリーグ最多の安打数を152に伸ばし、昨年の自己最多を更新。連続安打も7試合に伸ばした。

 「タマ(玉村投手)が久しぶりの先発なので、何とか援護したかったです。いい形で先制することが出来て良かったです」

 この日が最終戦の7連戦は、初戦の9日の巨人戦(東京D)から12日の中日戦(マツダ)まで4試合連続で初回先制打。13日にも2安打1打点で自己最長タイの5試合連続打点。前日14日のヤクルト戦(マツダ)は1安打したが、打点はなかった。

 打線はNPB復帰戦のヤクルト・青柳に対し、初回に中村奨が先頭四球で出塁し、2番・羽月から4連打で3得点。さらに無死一、三塁から秋山の二ゴロ併殺打の間に1点を追加。4月23日のヤクルト戦(マツダ)以来の最多タイとなる初回4得点で主導権を握った。

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