◆JERAセ・リーグ 広島6―2ヤクルト(15日・マツダスタジアム)

 広島は、好調・小園が打線を引っ張り、ヤクルト戦の連敗を3で止めた。初回無死一、二塁で先制打を放ち、4点リードから2点差まで詰め寄られた6回は無死満塁で2点打。

ヤクルトを突き放す一打で勝利に導いた。

 セ・リーグただ一人の3割打者が、さらに数字を伸ばした。試合前時点で2位の巨人・泉口まで1分差だった打率は、2厘上げて3割7厘とした。初回の適時打で昨季の自己最多を更新したリーグ1位の安打数も153まで伸ばし、出塁率3割6分8厘を合わせた3部門でリーグ1位をキープした。

 打線は、初回に小園からクリーンアップの3者連続適時打などで4点を奪い、NPB復帰登板となったヤクルト・青柳を攻略。投手陣は、8月10日の中日戦(バンテリンD)以来に先発した玉村が、5回1失点と粘って自己最多更新の5勝目(8敗)を手にした。

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