◆イースタン・リーグ 西武3―2巨人(15日・カーミニーク)
巨人の代木大和投手が、イースタン・西武戦に先発。昨年4月に受けた「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)から復帰後、2軍戦では最長となる5回を投げて5安打2失点(自責1)と試合をつくった。
初回に2点の援護をもらったが、直後に2死から平沢に甘く入ったカーブを捉えられ右越えソロを被弾。3回は1死一、三塁で、捕手・山瀬の三塁へのけん制が悪送球となって同点に追いつかれた。それでも低めへの制球をテーマに先発の役目を果たし、「まだまだ(捕手が)構えた周辺に投げられない球もありましたけど、その中で低めを丁寧に投げられたところは良かったのかなと思う。桑田さん(2軍監督)にも、『低めに丁寧に投げようとしている意識が見られた』と言っていただいた」と振り返った。