◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
フィリーズのカイル・シュワバー外野手が15日(日本時間16日)、敵地・ドジャース戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3試合連続の53号を放ち、ドジャース・大谷翔平投手(31)に再び4本差をつけた。初回1死で迎えた1打席目に、オープナー起用された救援左腕バンダの外角スライダーを片手一本ではじき返すと、打球は右中間スタンドに吸い込まれた。
シュワバーは先月28日(同29日)のブレーブス戦で46、47、48、49号と衝撃の1試合4発を放ってから10試合連続で本塁打が出ていなかったが、今月14日の本拠地ロイヤルズ戦では2試合連続の52号。この日を含めて7戦4発と再び本塁打量産モードに戻ってきた。フィリーズの球団最多記録となるライアン・ハワードの58本(2006年)も射程に捉えている。