右脇腹痛のため、14日に出場選手登録を外れた巨人の吉川尚輝内野手が16日、ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に合流した。

 アップ終了後、右でん部痛のため、同じく故障班に合流している門脇とともにノックを受けるなど、患部の状態を確認。

「動けるところは問題なく動けている。あとはトレーナーさんと強度を確認しながら」と話した。

 吉川は今季、107試合に出場して打率2割7分7厘、3本塁打、32打点の成績でチームをけん引。阿部監督は13日の試合後に「ちょっと無理させると今シーズンが終わってしまう状態ですので。本人は出たいでしょうけど、こちらが我慢させています」と説明していた。背番号2は「そこ(CS)にしっかり間に合うように。少しでも良い状態で上に上がって、チームに貢献できるようにやっていきたい」と、復帰へ向けて前を向いた。

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