◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのA・フリードマン編成本部長が15日(日本時間16日)、日米メディアの取材に応じ、右肩痛などのため負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手(23)について言及。3Aでの次回登板日は「まだ分からない」とし、「彼は今日いくつかのことを試したが、いい状態にある。

今週の後半のどこかでそれを決めることになるだろう。木曜(18日)か金曜(19日)か、それについて我々はまだ話し合いを続けている」と明かした。

 朗希は9日(同10日)に3Aで5度目のリハビリ登板に臨み、今季最速となる100・6マイル(約161・9キロ)を計測するなど5回途中3安打3失点8奪三振と力投。しかし、この試合で右ふくらはぎを負傷したという。「次の登板がオクラホマシティー(3A)になることは分かっている。彼は再びいい状態に戻るために必死に努力していて、私たちはとても楽しみにしている」とロバーツ監督は話していた。

 チームでは山本ら先発陣が盤石だが、朗希の救援転向の可能性について指揮官は「私の理解では、朗希はチームを助けるためなら何でもやれるいい状態にあると思う」としていた。しかし、この日の試合前会見では朗希の次回登板について「分からない」と話すにとどめていた。

 フリードマン編成本部長は今季中のメジャー復帰の可能性を問われると「それはどうなるか見てみよう。これからの登板を終えて、我々がどの地点にいるかを見ていく。彼が復帰してドジャースのために投げる姿は十分に考えられる」と否定しなかった。

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