東京六大学野球秋季リーグ戦第1週第4日▽法大7―4慶大(16日・神宮)

 慶大は法大に敗れ、1勝2敗1分けで開幕週の勝ち点を逃した。5投手が継投したが、法大打線に12安打を許し、8四死球と流れを呼び込めなかった。

6回には1点差に迫ったが、8回2死走者なしからは内野陣の3失策も絡んで、致命的な3失点を奪われた。

 エース右腕の主将・外丸東真(4年)=前橋育英=は7回から4番手で救援。7回はゼロに封じたが、8回2死走者なしからバックの1イニング3失策もあって3失点。悔いが残る結果になった。

 「味方のエラーを救うのが投手の役目。それができなかったのは、自分の実力が足りなかったと思います」

 守備は今春からチームが特に力を入れてきた分野だった。堀井哲也監督(63)は「春から取り組んできたこと、成長しているはずのところが乱れたという感じ。結果を受け止めて、次の明大戦にしっかりと向かいたい」と27日からの強敵・明大戦を見据えた。

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