優勝マジック7としているソフトバンクは19日、先発陣がみずほペイペイで調整した。20日から本拠地でオリックスと4連戦。

初戦は上沢直之投手(31)が自己最多タイの12勝目を狙う。5連勝と好調の右腕は対オリックスも今季3勝1敗と相性が良く、通算でもカード別最多の23勝(9敗)。3週連続の対戦で「考え過ぎて、自分の投球が変わらないように」と、自然体で備えた。

 チームも猛牛には8連勝中で、今季は15勝3敗2分けと圧倒。特に本拠地では、「みずほペイペイ」に名称を変更してからは1分けを挟み、無傷の13連勝だ。残りのオリックス戦はホームで5試合。このカードの年度別最高勝率は04年の8割5分2厘(23勝4敗)で、更新する勢いだ。残りを5勝または4勝1分けで達成。18日に日本ハムに勝って圧倒的優位に立ったが、倉野投手コーチは「優勝は決まっていない」とローテの再編は否定した。上沢、有原、大津、松本晴と続く見込み。“お得意様”に全力で襲いかかり、一気に頂点を目指す。(安藤 理)

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