◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日午前11時10分開始予定)、本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。ポストシーズン進出へのマジックは「1」となっており、この日の試合に勝つか、ダイヤモンドバックスが負ければ、13年連続のポストシーズン進出が決まる。
試合前にロバーツ監督は、中継ぎのコペックが負傷者リスト(IL)に入り、代わりにクラインが昇格することを明言。コペックは前日18日(同19日)の本拠地・ジャイアンツ戦で2点をリードした7回に3番手で登板したが、先頭からいきなり2者連続四球を与えるなど、18球を投げて10球がボールと制球が定まらず、1アウトしか奪えずに降板した。直近は2登板連続で失点し、4登板連続で四球を与えていた。
コペックは7月に右膝の手術を受け、9月に復帰したが、復帰後は6登板で防御率が6・75と状態が上がっていなかった。ロバーツ監督は「タフな決断。ポストシーズンへ向けて可能性を残しておく」と説明した。リリーフ陣ではスチュワート、佐々木らもマイナーで調整を続け、昇格が間近になっている。