◆第59回スプリンターズS・G1(9月28日、中山競馬場・芝1200メートル)追い切り=9月20日、栗東トレセン

 函館スプリントS、CBC賞と重賞で2着が続くジューンブレア(牝4歳、栗東・武英智厩舎、父アメリカンファラオ)は坂路で十分に負荷をかけると、50秒9―11秒9の好時計で最後までしっかり伸びた。

 武英調教師は「よかったです。

しっかりやりました」と満足そうな表情。レース前週の土曜日に本追い切りと言える負荷をかけ、当週はサッと軽めで整えるのが厩舎の調整スタイルだ。「前走はG1の賞金ボーダーを考えて、(急きょ)使ったので、体はもっとよくなるだろうという状態でした。今回は締めていきます。中山も使いたかった条件ですから」とトレーナーは大仕事へ勝負気配を漂わせていた。

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