9月20日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=14頭立て)は、西村淳也騎手が乗った単勝2番人気のグッドピース(牡2歳、栗東・高野友和厩舎、父キングマン)が好位追走から直線に入ると、鋭く伸びて抜けだし、2着馬に2馬身半の差をつける圧巻の内容で勝利した。上がり3ハロンは33秒2の切れ味だった。

2着は4番人気メイプルハッピー(亀田温心騎手)。半馬身差の3着に7番人気のマカナアネラ(北村友一騎手)が入った。勝ちタイムは1分35秒1(良)。

 母フィドゥーシアはオープンで活躍し、その母はスプリントG1を勝ったビリーヴがいる良血馬。

 西村淳騎手は「いい馬です。何でもできる感じ。関係者が大事に育ててきた印象です。すごく乗りやすい」と絶賛した。

 高野調教師は「期待している馬だったので、ちゃんと走れるかどうかと思っていました。新馬としては上手に走ってくれた。しまいもちゃんと動いていました。性質がいいし、能力もあります。

センスもいい。オーナーと相談して、今後を考えます」とほっとした表情だった。

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