小泉進次郎農相が20日、都内で「自民党総裁選2025」(22日告示、10月4日投開票)への会見を行った。
会見で小泉氏は物価高対策として補正予算案を編成し、臨時国会に提出する方針などの公約を述べた。
記者との質疑応答でエネルギー政策について、父親の小泉純一郎元首相は「脱原発」を主張していることに触れられ「お父さんの影響を受けることはなかったのか?これまでの政治人生の中で」と問われた上で、自身が「原発再稼働推進という立場でいいのか?」などと質問された。
これに小泉氏は「父から影響は受けなかったのか?というご質問がありましたが」と切り出し「まぁ…影響は…父親としての私に対する影響も政治家としても影響を受けていることは当然です」と述べた。
続けて「一方で政策は違います」とし「今回エネルギー政策においても今のこの局面で、世界が分断を深めている中で日本にとっては極めて自給率の低いこのエネルギーについて、むしろ自国のエネルギーをどのように高めていけるか、増やしていけるか。これは現実的には再生可能エネルギーと原子力、これをいかにフル活用するか。こういった局面が現実的な今の状況だと思います」と述べた。