俳優の浦井健治が20日、9年ぶり4作目となる写真集「Mirae~未来~」(ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。

 2000年に特撮ドラマ「仮面ライダークウガ」でデビュー以来、芸能生活25年。

40代で初めての写真集は3月に韓国・ソウルで撮影した。「まさか自分が4冊も写真集を出せるとは思っていませんでした。25年という節目に、自分を感じていただきたかった。韓国の小劇場がたくさんある場所に行って、刺激をもらいました」。食事中のリラックスした表情にも注目だ。

 この日は写真集のお渡し会と、自身初のチェキ(その場でプリントできるカメラ)撮影会を開催。「舞台は一期一会だし、お客様に支えていただいている。コロナ禍以降は劇場の出待ちもできなくなっているので、近い距離で応援してくださっている方々と会うのは貴重な時間です」とファンとの交流を喜んだ。

 日本ミュージカル界の将来を担う一人。2月には、建て替えのために閉館する帝国劇場のフィナーレに立ち会った。歴史を刻んだレジェンドゲストたちと一緒に「レ・ミゼラブル」の名曲「民衆の歌」を歌い、「歴史を感じましたし、そこに自分が居られることは名誉なことだと思いました」。今後もミュージカルを主軸に活動していくが、「アニメの声優にも挑戦してみたい」と意欲を見せた。

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