◆イースタン・リーグ 西武9―2オイシックス(20日・カーミニーク)
西武のJ・D・デービス内野手が20日、イースタン・リーグ・オイシックス戦(カーミニーク)で実戦復帰。「親指の痛みもなく感触もすごい良くて、この1週間半くらいずっとプレーしたくてたまらなかったので復帰できて良かった」と胸をなで下ろした。
8月29日・オリックス戦(ベルーナD)の2回表の守備で、球足の速い打球がワンバウンドで左手首付近を直撃し途中交代。埼玉・所沢市内の病院で「左母指大菱形骨の打撲」と診断された。同31日に出場選手登録を抹消された当初は10日での最短復帰が見込まれたが、「最初の1週間はずっと腫れていた。治ったと思ったら次は患部周辺が固くなって可動域が狭くなってしまって。思ったより長く時間がかかってしまった」と負傷から約3週間での実戦復帰となった。
7月に来日し西武に入団。同19日・ソフトバンク戦(ベルーナD)から1軍に合流して30試合に出場し、98打数22安打14四球3本塁打9打点、打率2割2分4厘の成績を残している。シーズンも残り12試合。「1軍に戻ってからは楽しんで試合に出るだけだと思うので、しっかり自分のできることをしていいプレーができれば」と意気込んだ。
この日は「5番・三塁」で先発出場。初回2死一、二塁の第1打席は左飛、3回1死の第2打席は三遊間へ痛烈な打球を放ったが、遊撃手の好守に阻まれ遊ゴロに終わった。5回表の守備からベンチに退いた。