パ・リーグ 楽天2―1西武(20日・楽天モバイル)

 楽天の先発・荘司康誠投手が、6回を投げて5安打7奪三振と好投。4回のソロ弾の1失点のみにまとめて今季4勝目を手にして、「粘りながらなんとか試合を作れて良かった。

目の前のバッターに集中することだけ考えられた」と安心した表情を浮かべた。三木監督も「ピンチもあったけどなんとか粘って頑張ってくれた」と言葉をかけた。

 前回登板だった9月13日のロッテ戦(楽天モバイル)は降雨の中の投球となり、足元の悪いマウンドに苦慮して制球を乱すなど4回途中KO。週間予報を見て雨の可能性が高いと感じ、「同じ失敗はできない。できることはやろうという感じだった」と対策を練ったという。ランニングシューズで投げて足元が滑ることを想定したり、踏み出した左足が滑らないように歩幅を狭めて投げたりと工夫してきた。「それ(対策)をやったから降らなかったのかなと思っています」と話し、「(日頃の行いの良さが)出ましたね、見事に」と笑顔。CS圏内の3位・オリックスを追いかけるため負けられない戦いが続くチームに白星をもたらす力投を続ける。

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