◆イースタン・リーグ 巨人2―7日本ハム(20日・Gタウン)
巨人の育成2年目・園田純規投手が、イースタン・日本ハム戦に先発。6回を投げて7安打1失点と粘投した。
初回、2回と走者を背負いながら無失点に封じ、3回にはこの試合初めての3者凡退。4回までに2度の併殺を奪うなど、打たせて取る投球でアウトを重ねると、4回にティマの適時二塁打が生まれて援護をもらった。
しかし、直後の5回に2死から連打で一、二塁のピンチを招くと、8番・山口に左前へ適時打を浴びて同点に追いつかれた。それでも打線がその裏に勝ち越しに成功し、迎えた6回は無死満塁のピンチから有薗を遊直、吉田を二ゴロ併殺に打ち取ってガッツポーズ。7安打を浴びながら、3度の併殺打を奪って最少失点でしのいだ。
リードを守って降板したが、救援陣が同点に追いつかれて2軍公式戦デビューからの無傷の9連勝は逃した。試合後、桑田2軍監督は「1試合は持っても、1か月、2か月たてば疲れてくる。いまはそういう経験をしている最中だと思う。安定してローテーションの柱になるには、下半身を使った投げ方を技術的に体得しておかないと1年間は持たないという話をよくしている。いまは成長段階。しっかりとステップを踏んで、成長してもらいたいと思います」と語った。