◆JERA セ・リーグ 巨人3―1広島(20日・東京ドーム)
巨人・中川皓太投手が6年ぶりにシーズン60登板に到達し、34ホールド目をマーク。開幕時は2軍スタートながら、腕を振り続けて自身2度目の大台に乗せ「大きい目標の一つではあったので、そこに到達できて良かったかなと思います」と振り返った。
今季は勝ちパターンだけでなく同点、僅差のビハインドでも登板してきた。オフシーズンからの準備、日々のケアの成果でもあり「(中継ぎにとって)登板数はもちろん、大事だと思います。60(試合)くらいやっぱり投げれば、自分の中でも評価していいのかな、という気になる数字」とうなずいた。
21日の中日戦(バンテリンD)での3連投も視野にこの日は打者一人、3球のワンポイントで交代。阿部監督からは「明日もあるから今日はもうこれで」とマウンド上で声をかけられたといい「CSもありますけど、あと数試合。シーズン最後まで乗り切ることをまずは目標に頑張りたいです」とさらなる貢献を誓った。これまでのキャリアハイは19年の67登板。