男子プロバスケットボールBリーグのティップオフ会見が22日、東京・帝国ホテルで行われた。B1の26チームから各1選手が出席。

北海道からは今季Bリーグデビューの富永啓生が参加し、今季の目標に「オフェンスでチームに勢いを与えたい。3PT(ポイントシュート)確率50%達成したい」と今季の目標を掲げた。「自信はあるし、50%決め続けることでオフェンスに勢いを与え続けることができると思う。そこにフォーカスしていきたい」と話した。

 高校卒業後に渡米し、昨季はNBA下部のGリーグでプレー。持ち味は3PTで、8月のアジア・カップでは4試合で11本を決めた。初のBリーグでのプレーとなるが、すでにプレシーズンマッチをこなし、チームでの連携も問題ない。「(活躍できる)自信はいつでもある。プレシーズンの試合を重ねるごとに、ケミストリー(化学反応)も良くなっている。自分のプレーでチームを引っ張って勝利に導けるように頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。

 過去シーズンの3PTの最高決定率は、21―22年季に狩野祐介(名古屋D)が記録した52・9%だ。「ディープスリーやステップバックスリーは一番の持ち味。

日本のファンに見てほしい」とアピールポイントを語った。開幕戦は地元・愛知のIGアリーナでの名古屋D戦(10月4日)となる。「楽しみな気持ち。Bリーグでの初めての試合が地元であるのはうれしいし、今からワクワクしている」と笑顔で話した。Bリーグ1年目での偉業達成に注目が集まる。

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