【シリウスＳ】ジンセイがダート重賞２戦目で初タイトル狙う　庄野調教師「重賞でも十分に通用するめどは立った」
ジンセイ 画像（1枚）

◆第２９回シリウスＳ・Ｇ３（９月２７日、阪神競馬場・ダート２０００メートル）

　平安Ｓ４着のジンセイ（牡４歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ジャスタウェイ）が２度目のダート重賞で初タイトルを狙う。前走はＧ１級４勝のメイショウハリオをはじめとした強敵相手に勝ち馬と０秒３差。

中団で流れに乗って最後までしぶとく脚を伸ばし、見せ場は十分だった。庄野調教師は「メンバーがそろったなか、十分にやれたと思う」とうなずく。

　夏場を休養に充ててリフレッシュ。９月１８日の１週前追い切りは加藤祥太騎手（レースは川田将雅騎手）を背に、ＣＷコースを単走で６ハロン８０秒６―１１秒１の好時計をマークした。パワフルな脚さばきでしまいの伸びは上々。トレーナーは「最後までしっかりと。動きも、時計的にも良かったと思う。休み明けでも自信を持って仕上げてこられている」と状態に太鼓判を押した。

　砂転向後は鋭い末脚を武器に４戦２勝とまだ底を見せない。「重賞でもやれるめどは立った。今回も期待したい」と指揮官は力を込めた。

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