男子プロバスケットボールBリーグのティップオフ会見が22日、東京・帝国ホテルで行われた。B1の26チームから各1人ずつ選手が出席。

千葉JからはNBAで6季プレーした渡辺雄太が参加し、今季の目標に「全試合出て全ての面でチームに貢献する」と掲げた。Bリーグ1年目の昨季は2戦目で左足関節捻挫などけがに悩まされた。「チームにも迷惑かけた。自分がちゃんと全試合出場して(今季は)ポジティブなエネルギーを与えていきたい」と活躍を誓った。

 警戒する選手には今季、北海道に加入した富永啓生を挙げた。「去年アメリカ(下部Gリーグ)でちょっと悔しい思いをしたと思うが、間違いなく力はある。シュート力は日本で間違いなく一番の選手」と持ち味の3ポイント(P)シュートなどを評価。その富永は目標を「3Pシュート成功率50%達成」とした。それを聞いた渡辺は「僕らの試合以外では、それくらい決めてくれたら」と冗談を交えつつ、富永のポテンシャルの高さを絶賛した。

 開幕戦は10月4日にFE名古屋と名古屋市枇杷島スポーツセンターで対戦する。「開幕からタフな試合になると思う。お互い開幕戦は気持ちのこもった試合になるんじゃないかな」と話す。

チーム7季ぶりの年間優勝へ向け、元NBAプレーヤーの活躍が必要不可欠だ。

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