◆第59回スプリンターズS・G1(9月28日、中山競馬場・芝1200メートル)=9月23日、栗東トレセン

 ペアポルックス(牡4歳、栗東・梅田智之厩舎、キンシャサノキセキ)は角馬場で調整し、明日の最終追い切りに備えた。梅田調教師は「普段の攻め馬でも落ち着いていて、変わりなく順調。

輸送もあるし、明日はしまいの反応を見るくらいかな」とうなずいた。18日のCWコースで6ハロン79秒4―11秒2の好時計をマークしており、気配は上々だ。

 16頭立ての函館スプリントSは外めの11番で5着だったが、前走のキーンランドCは内で先行し、ゴール手前でひと伸びを見せての2着。「枠とかの不利で5着はあったが、普通に走れば崩れる感じはしない。ゲートさえ決まれば、二の脚が速いからスッと好位につけられる」とトレーナー。上昇気配を見せる堅実馬が、強敵相手に立ち向かう。

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