大相撲秋場所11日目(24日・両国国技館)

 東前頭11枚目・正代(時津風)は、新小結・安青錦(安治川)を寄り倒し、9勝目を挙げた。正代は左を抱え、右を差し、そのまま体を預けるように出て行き、白星をつかんだ。

 前日は東前頭7枚目・隆の勝(常盤山)に敗れ、2敗目となり、5年ぶりの優勝から一歩後退していた。「相手の攻めを受けた。いったんここで区切りをつけて、ここからまた集中していきたい」と声を振り絞った。この日はその言葉通り、切り替えて、大関候補を打ち破った。

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