◆大相撲秋場所11日目(24日・両国国技館)
大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭4枚目・若元春(荒汐)を上手投げ、勝ち越した。過去11勝6敗と合口のいい相手に、左四つから相手が出てくるところを、上手を引きつけ投げて勝利した。
今年の初場所を5勝10敗と負け越し、その後3場所はいずれも8勝と精彩を欠いていたが、今場所はあと4日を残し、給金を直した。前日は関脇・霧島(音羽山)を力強く寄り切り、「落ち着いて取れた。辛抱しながらいけたので良かった」ときっぱり。終盤には、横綱との対戦が待っているが、楽しみになってきた。